Dir en grey/GAUZE

1発目にどれを持ってこようかと悩むものですがやはり最初はぼくが多大な影響を受けたアルバムを紹介しようかと思います。

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それが今や海外で絶大な人気を誇るDir en greyです。彼らの音は常に変化を続けるので今と昔では音も見た目もだいぶ変化していますがその音が切なく、痛く、心に響いてくるのは変わらないことです。

 

メジャーデビュー後初のアルバムとなるGAUZEはまだ完成されていない感が否めませんがそれが逆に雰囲気作りに貢献している気もします。1曲1曲が非常に濃くて捨て曲なるものが見当たらない出来です。例外として8曲目のmazohyst of decadenceは9分という長尺で重苦しく扱う内容も中絶と最初はとっつきにくいものですが何度も聴いていくうちにその世界観すらも自分の中に入ってきて今はとても好きな曲です。そんな重苦しい曲のあとに、シングル曲である9曲目予感がくることによって解放感も感じられとてもうまい曲順になってるとおもいます。

 

他にもおすすめしたい曲はありますが中でもぼくが気に入っているのは7曲目蜜と唾です。歌詩を読み取ると狂気を感じて非常に怖いのですがそのメロディーと京のボーカルとしての表現力がなんともいえないかっこよさを見せてきます。

 

Mステの放送事故(?)などで名前なら知ってる人やPVのイメージで怖さしかない人も1度このアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか。

アルバム通しで聴くとまた変わった見方ができるかもしれません。